生きている過去(読み)イキテイルカコ

デジタル大辞泉 「生きている過去」の意味・読み・例文・類語

いきているかこ〔いきてゐるクワコ〕【生きている過去】

原題、〈フランスLe Passé vivantレニエ小説。没落貴族の青年ジャンは、曽祖父そうそふの果たせなかった恋を自分が成就させようと夢想するが、現実との乖離かいりに苦悩する。1905年刊行。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android