略法(読み)りゃくほう

精選版 日本国語大辞典 「略法」の意味・読み・例文・類語

りゃく‐ほう‥ハフ【略法】

  1. 〘 名詞 〙 手軽なやりかた。簡略な方法
    1. [初出の実例]「東京の紳士等財が儲けたいばかりに聖天の浴油一つ頼めば大法七十五円略法(リャクホフ)七円五十銭とせしめる由にて」(出典:新浦島(1895)〈幸田露伴一二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android