神保 日慈(読み)ジンボ ニチジ

20世紀日本人名事典 「神保 日慈」の解説

神保 日慈
ジンボ ニチジ

明治〜昭和期の僧侶 日蓮宗管長;大本山法華経寺貫主。



生年
明治2年(1869年)

没年
昭和12(1937)年2月27日

出生地
相模国足柄下郡大窪村(神奈川県)

経歴
相模大窪村の農家に生まれ、14歳で得度。東京谷中情妙寺、泉州堺の本山妙国寺、東京浅草幸龍寺の住職を経て、昭和8年大本山法華経寺貫首となり晩年に及ぶ。同年〜11年日蓮宗管長を務めた。大正3年「日蓮聖人御真蹟」を編集し刊行した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「神保 日慈」の解説

神保日慈 じんぼ-にちじ

1869-1937 明治-昭和時代前期の僧。
明治2年生まれ。日蓮(にちれん)宗。浅草幸竜寺の住職をへて,大本山法華経寺貫首(かんじゅ)となる。昭和8年より11年まで日蓮宗管長。大正3年「日蓮聖人御真蹟(ごしんせき)」を編集,刊行した。昭和12年2月27日死去。69歳。相模(さがみ)(神奈川県)出身。字(あざな)は弁静。号は祐妙院。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例