竹切の会式(読み)たけきりのえしき

精選版 日本国語大辞典 「竹切の会式」の意味・読み・例文・類語

たけきり【竹切】 の 会式(えしき)

  1. 京都市左京区の鞍馬寺で六月二〇日に行なわれる儀式東西に分かれた山法師姿のものが、中興開山峯延を呑もうとして調伏された雌雄大蛇に見たてた大青竹を山刀で切り、その遅速によってその年の近江、丹波両国の豊凶を占う。竹切り。鞍馬の竹切り。竹切祭蓮華会

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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