竹襦袢(読み)たけジュバン

精選版 日本国語大辞典 「竹襦袢」の意味・読み・例文・類語

たけ‐ジュバン【竹襦袢】

  1. 〘 名詞 〙 ( ジュバンは[ポルトガル語] gibão ) 汗が衣服にしみるのを防ぐために、シノダケ、アシの類を短く切って中に糸を通し、菱形などに編んで作った肌(はだ)ジュバン。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「汗に朽ば風すすぐべし竹襦半〈嵐雪〉」(出典:俳諧・虚栗(1683)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android