第一電工(読み)だいいちでんこう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「第一電工」の意味・わかりやすい解説

第一電工
だいいちでんこう

電線メーカー。 1936年白石金鉱として設立。 46年現社名に変更。 51年から量産体制に入った焼付塗装線が家電,自動車向けで需要を伸ばし主力商品となった。現在ではマグネットワイヤを主力とする電子部品向け超極細線の国内トップメーカーとなっている。その他,主として NTT向けの塩化ビニル線も安定しているほか,光ファイバ部門への進出もはかっている。売上構成比は,焼付塗装線 75%,塩化ビニル線6%,裸銅線7%,その他 13%。年間売上高 307億 2300万円 (連結。うち輸出 12%) ,資本金 80億 2800万円,従業員数 571名 (1999) 。

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