紅葉衣(読み)もみじごろも

精選版 日本国語大辞典 「紅葉衣」の意味・読み・例文・類語

もみじ‐ごろももみぢ‥【紅葉衣】

  1. 〘 名詞 〙 紅葉襲(もみじがさね)の衣。陰暦九月から一一月まで用いる。また、紅葉の散りかかる衣や紅葉を敷きつめたさまのたとえにもいう。もみじころも。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「巖の上の苔筵、片敷く袖も紅葉衣の、紅深き顔ばせの」(出典:謡曲・紅葉狩(1516頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android