肥後国中之絵図(読み)ひごのくにじゆうのえず

日本歴史地名大系 「肥後国中之絵図」の解説

肥後国中之絵図(正保国絵図)
ひごのくにじゆうのえず

五四〇×六一〇センチ

原本 永青文庫

解説 「一里六寸之積」の表示があり、村形は小判形、郡ごとに石高記載、道路朱線大小によって示し、道筋一里(図では六寸)ごとに黒丸点を対比させる一里山図法を採るなど正保国絵図基準を守っている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android