襟布(読み)えりふ

精選版 日本国語大辞典 「襟布」の意味・読み・例文・類語

えり‐ふ【襟布】

  1. 〘 名詞 〙 襟に付け、頸部(けいぶ)にあてる布。特に軍服の襟の裏に付ける布。
    1. [初出の実例]「補充兵たちは、〈略〉こごえた体をちぢめて支給された靴下や襟布(エリフ)や修理具などを背負袋につめこんでいた」(出典真空地帯(1952)〈野間宏〉七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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