長谷山城跡(読み)はせやまじようあと

日本歴史地名大系 「長谷山城跡」の解説

長谷山城跡
はせやまじようあと

[現在地名]揖保川町大門原

長福路ちようふくじ城ともよばれる。標高約九〇メートルの独立丘陵上に築かれ、山麓からの比高は約七〇メートル。長谷川政時が築城し、その後は広瀬氏や衛藤氏が城主となる(赤松家播備作城記)。寛文年間(一六六一―七三)に成立した諸国古城之図(浅野文庫)には長福寺ちようふくじ城とあり、城の周囲に五〇本以上の畝状空堀群が描かれている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android