1つの中心・2つの基本点(読み)ひとつのちゅうしん・ふたつのきほんてん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

1つの中心・2つの基本点
ひとつのちゅうしん・ふたつのきほんてん

1987年の中国共産党第 13回全大会において趙紫陽総書記が強調した考え方で,イデオロギー改革・開放政策とのバランスをとるために考え出されたもの。経済建設を1つの中心として,改革・開放の堅持と「4つの基本原則」の堅持を2つの基本点とするもの。イデオロギー面が経済建設のため重要である,と位置づけた。

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