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10進法 じゅっしんほう/10しんほう decimal system

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知恵蔵2015の解説

10進法

10ごとに繰り上がる数の記述法。例えば、10進法で記述された234は2×10の2乗+3×10+4という意味で、数の最もふつうの表記法である。江戸時代の数学書『塵劫(じんこう)記』(吉田光由著、1627年)にある4桁ごとの呼び方は次の通り。一、万、億、兆、京(けい)、垓(がい)、ジョ(じょ・・・のぎへんに「予」)、穰(じょう)、溝(こう)、澗(かん)、正、載、極(ごく)、恒河沙(ごうがしゃ)、阿僧祇(あそうぎ)、那由他(なゆた)、不可思議(ふかしぎ)、無量大数。「じょ」(のぎへんに「予」)という漢字は存在せず、中国の数学書にあるシ(し・・・のぎへんに「矛」)の誤写であろうといわれている。コンピューターは、電流が流れるか流れないかの2種類なので、2ごとに繰り上がる数の記述法が適合し、これを2進法と呼ぶ。例えば、13=1×2の3乗+1×2の2乗+0×2+1だから、13は2進法で記述すれば1101となる。2進法の表記法は桁数が急増するため、コンピューターを始めとするデジタル機器には8進法や16進法なども用いられる。

(桂利行 東京大学大学院教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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