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2言語併用 にげんごへいようbilingualism

翻訳|bilingualism

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

2言語併用
にげんごへいよう
bilingualism

バイリンガリズムともいう。一人の人,あるいは1つの社会が2つの言語を状況に応じて実際に使い分けること。使い分けの程度や能力,その状況などは個人もしくは社会によってさまざまである。移住や結婚などの個人的な原因によっても2言語併用は起るが,所属する言語共同体全体,あるいは大部分が2言語併用ということもある。これは,集団移住や他民族による征服などの原因で,教育もしくは異なる言語を話す共同体と常に接触することによって起る。そうした2言語併用の時期を経て完全に言語の取替えが起ることもあり,その際,滅びたほうの言語が基層言語として作用することもある。併用されている2言語が互いに影響を受け,もとの形から変化することは個人的にも集団的にもみられる。一般に日本は単一言語国家であるといわれてきたが,従来から朝鮮語中国語,英語などを併用する人々は存在した。最近では中国残留孤児やベトナム難民の日本定住,あるいは帰国子女の増加などに伴って,第2言語として日本語教育の必要性が生じている。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

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