ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「20・20協定」の意味・わかりやすい解説 20・20協定にじってんにじゅうきょうてい20/20 Initiative 世界的規模における社会開発経費の確保方法を取り決めた協定。 1995年デンマークのコペンハーゲンで開かれた世界社会開発サミットで採択され,行動計画に盛り込まれた。「人間中心の社会開発」を進めるために,先進国側は政府開発援助 (ODA) の 20%を,途上国側は国家予算の 20%をそれぞれ社会開発のためのプログラムに配分するという内容。具体的には教育の普及,保健衛生の向上,人口爆発の回避など,人間生活に直接かかわりの深い分野が対象になる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by