デジタル大辞泉
「人口爆発」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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人口爆発【じんこうばくはつ】
世界の総人口が急激に増加したのは,ヨーロッパを中心に産業革命が進行した18世紀後半から19世紀にかけての時期で,これを第1次人口爆発という。その後世界の人口は加速度的に増加しているが,特に1950年以降の急増は幾何級数的で(1800年―1900年の年人口増加率は0.5%,1950年―1960年は1.8%,1960年―1965年2.0%),1950年に25億だった世界人口は1970年には37億と,20年間で12億増加しており,これを第2次人口爆発という。第2次人口爆発は医療の普及による死亡率の急減に対し高い出生率が続いたもので,主として発展途上国にみられる。第1次人口爆発は商工業の発展と植民地への人口流出などによって過剰人口を吸収できたが,第2次人口爆発は産業の発展が伴わず,第三世界における貧困,食糧問題,雇用問題を発生させ,先進諸国への国際労働力移動をもたらすなど世界的な問題となっている。→人口革命
→関連項目人口|世界人口会議|ワールドウォッチ研究所
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
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人口爆発
じんこうばくはつ
population explosion
第2次世界大戦後の世界的な死亡率低下,高い出生率により生じた急速な人口増加を表す用語。特に 1960年代以降,発展途上国の人口増加率は,年2%を上回る水準で推移したことから,これに警鐘を鳴らす意味でも用いられた。人口問題は,食糧・農業はもとより,貧困や経済開発とも密接にかかわるものなので,単に人口抑制,家族計画といった点だけでなく,より広い視野を持って対処することが求められている。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の人口爆発の言及
【人口】より
…40億になったのは75年ころであるから,今度は15年しかかかっていないことになる。このような第2次大戦後における幾何級数的な世界人口の増加は,〈人口爆発〉とよばれるにふさわしいものであったといえよう。
[地域間の人口学的ギャップ]
人口の大きさや増加率は,地域や国によって著しく異なっている。…
※「人口爆発」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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