4サイクルエンジン(フォーサイクルエンジン)(読み)ふぉーさいくるえんじん(英語表記)four stroke cycle engine

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

4サイクルエンジン(フォーサイクルエンジン)
ふぉーさいくるえんじん
four stroke cycle engine

往復動内燃機関の作動方式の一種で、2回転に1回燃焼させる。正しくは四行程サイクルエンジンという。ピストンの上昇行程で空気または混合気を圧縮し、上昇の終わり(上死点)近くで燃焼を開始し、次の下降行程で燃焼ガスを膨張させピストンを動かす。下降の終わり(下死点)近くで排気弁を開き、次の上昇行程で燃焼ガスを排気する。上死点近くで排気弁を閉じ吸気弁を開く。次の下降行程で新しい空気または混合気を吸入する。このとき絞り弁があれば絞りの抵抗に打ち勝って吸気するためにピストンが仕事をする。この下降行程の終わりで吸気弁が閉じて始めに戻る。吸排気はかなり完全で、新しい混合気の排気への吹き抜けも少なく、熱効率も高い。また吸排気管の気柱振動の影響も2(ツー)サイクルエンジンより少ない。

[吉田正武]


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