D-セドヘプツロース(読み)セドヘプツロース

化学辞典 第2版 「D-セドヘプツロース」の解説

D-セドヘプツロース
セドヘプツロース
D-sedoheptulose

D-altro-2-heptulose.C7H14O7(210.18).ケトヘプトースの一種.広く植物界に分布する.ベンケイソウ科Sedum spectabileの葉や茎から抽出される.水中での組成は,α-ピラノース17%,β-ピラノース6%,α-フラノース13%,β-フラノース64% となる.シロップ状.+8°(水).そのリン酸エステル光合成(カルビンサイクル)や動物の糖代謝(ペントースリン酸サイクル)の中間体である.[CAS 3019-74-7]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む