ITP(読み)アイティーピー

デジタル大辞泉 「ITP」の意味・読み・例文・類語

アイ‐ティー‐ピー【ITP】[Idiopathic thrombocytopenic purpura]

Idiopathic thrombocytopenic purpura》⇒特発性血小板減少性紫斑病

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栄養・生化学辞典 「ITP」の解説

ITP

 イノシン5-三リン酸ともいう.イノシンの5位にリン酸が3分子連続して結合した化合物

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

内科学 第10版 「ITP」の解説

ITP

idiopathic thrombocytopenic purpura,特発性血小板減少性紫斑病

ITP

immune thrombocytopenia,免疫性血小板減少症

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世界大百科事典(旧版)内のITPの言及

【紫斑病】より

…病理組織学的には,初期の赤血球の血管外溢出(いつしゆつ)(すなわち出血)と,末期の血鉄素(ヘモジデリン)沈着が特徴的である。 血小板減少による紫斑病は,血小板減少性紫斑病idiopathic thrombocytopenic purpura(ITPと略す)といわれ,血小板の減少によって,血液凝固作用が低下して,出血傾向となるために起こるものである。紫斑は,大小さまざまな形を呈し,下腿伸側に多く出現するが,部位は必ずしも一定しない。…

【紫斑病】より

…病理組織学的には,初期の赤血球の血管外溢出(いつしゆつ)(すなわち出血)と,末期の血鉄素(ヘモジデリン)沈着が特徴的である。 血小板減少による紫斑病は,血小板減少性紫斑病idiopathic thrombocytopenic purpura(ITPと略す)といわれ,血小板の減少によって,血液凝固作用が低下して,出血傾向となるために起こるものである。紫斑は,大小さまざまな形を呈し,下腿伸側に多く出現するが,部位は必ずしも一定しない。…

※「ITP」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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