ミニディスク

百科事典マイペディア 「ミニディスク」の意味・わかりやすい解説

ミニディスク

光磁気ディスクの一つ。MDと略す。DATDCCと並ぶ新しい記録メディア。ATRACと呼ばれるデジタル圧縮方式によりコンパクトディスクCD)の20%にまで情報を圧縮し,録音する。録音再生時間は,60分間と74分間とがある。記録には磁界変調方式を,また再生には光学式を用いている。ディスクから読み出された情報は,再生される前に一度メモリーに蓄えられる。ここには最低3秒間分の信号が蓄えられているので,万一振動で読み出しが中断しても音が途切れにくい。1992年にソニーが発売したのが初。売れ行きは良好で,2000年にはコンパクトディスクやヘッドホンステレオの台数を抜く勢いである。→光磁気ディスク

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ミニディスク」の意味・わかりやすい解説

ミニディスク
みにでぃすく

MD

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のミニディスクの言及

【記憶装置】より

…1990年代後半に普及した。ミニディスク(MD)とよばれるオーディオ用媒体とほぼ同一のMDデータも光磁気ディスクの一種である。不揮発性メモリーnonvolatile memory電源を切っても記憶内容が失われない記憶媒体をいう。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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