N-グリコシルアミン(読み)グリコシルアミン

化学辞典 第2版 「N-グリコシルアミン」の解説

N-グリコシルアミン
グリコシルアミン
N-glycosylamine

糖のヘミアセタール性ヒドロキシ基とアンモニア,あるいは第一級または第二級アミンとが脱水縮合したものの総称.それらアミンのグリコシドに相当する.結晶性のものが多く,溶液中で変旋光を示す.一般に,脂肪族第一級アミンのグリコシルアミンは不安定であり,アマドリ転位分解が起こりやすい.この転位反応で,アルドースのグリコシルアミンは1-アミノケトース誘導体に,ケトースのそれは2-アミノアルドース誘導体になる.広義には,ヌクレオシドもグリコシルアミンに属するが,変旋光を示さず,化学的性質も大いに異なる.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む