Na+K+ATPアーゼ

栄養・生化学辞典 「Na+K+ATPアーゼ」の解説

Na+K+ATPアーゼ

 ナトリウム-カリウムATPアーゼともいう.細胞内外のナトリウムイオンとカリウムイオンの濃度勾配を維持する機能をもつ酵素で,ATPのエネルギーを使ってナトリウムイオンを細胞膜を横切って細胞外へ輸送し,一方,カリウムイオンを細胞内へと輸送することによって,これらのイオンの細胞内外の濃度勾配を維持する.ウワバインはこの酵素の特異的阻害剤

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

今日のキーワード

潮力発電

潮の干満の差の大きい所で、満潮時に蓄えた海水を干潮時に放流し、水力発電と同じ原理でタービンを回す発電方式。潮汐ちょうせき発電。...

潮力発電の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android