R.A. リトルトン(英語表記)Raymond Arthur Lyttleton

20世紀西洋人名事典 「R.A. リトルトン」の解説

R.A. リトルトン
Raymond Arthur Lyttleton


- ?
英国天文学者,理論物理学者。
名誉教授。
ウェアリーウッズ生まれ。
ケンブリッジのクレア・カレッジで学び、1935〜37年プリンストン大学客員フェローとしてラッセルとともに研究。’37年セントジョンズ・カレッジのリサーチ・フェローとなりホイルとともに理論天文学の研究グループを創設。第二次大戦中は供給省で実験将校などを務めた。戦後’54年ケンブリッジ大学の数学のストークス講師、’59年理論天文学講師。’67年ケンブリッジの天文学研究所の最初のメンバーとなり、後にケンブリッジの天文学名誉教授就任。彼の研究は理論天文学のほとんどの分野におよび、惑星形成理論では、太陽は連星で伴星のいる可能性を示し、惑星とその衛星の自転について述べた。’39年星間水素が大量に存在することを示す論文を発表。又彼は地球物理学にも重要な貢献をした。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android