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RNA依存性DNAポリメラーゼ アールエヌエーいぞんせいディーエヌエーポリメラーゼ RNA dependent DNA polymerase

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世界大百科事典 第2版の解説

アールエヌエーいぞんせいディーエヌエーポリメラーゼ【RNA依存性DNAポリメラーゼ RNA dependent DNA polymerase】

逆転写酵素reverse transcriptaseとも呼ばれるRNA塩基配列をもとにDNAを合成する酵素で,RNAウイルスの一種類であるレトロウイルス類の粒子内に含まれ,ウイルスの一本鎖RNAを鋳型に,相補的な塩基配列をもつDNA鎖を合成する。合成後のRNAとDNAとの二重鎖をもとに,二重鎖DNAを合成する反応もこの酵素が行う。RNA腫瘍ウイルスで発見されたことから,この類のウイルスに起因する癌化機構に知見を与えたが,RNAを鋳型にDNAを合成するという,通常とは逆方向の遺伝情報の流れの存在を示した意義も大きい。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のRNA依存性DNAポリメラーゼの言及

【遺伝情報】より

… 遺伝子本体としてRNAをもつRNAウイルスの場合,mRNAはRNAを鋳型に合成されるが,この過程も転写と呼ばれる。レトロウイルス類ではRNAを鋳型にDNAを合成する反応が知られており,逆転写reverse transcriptionと呼ばれ,RNA依存性DNAポリメラーゼ(逆転写酵素とも呼ばれる)がこの反応を触媒する。
[遺伝情報の翻訳]
 mRNAの塩基配列として転写された遺伝情報は,リボソーム上でアミノ酸の配列にうつしかえられるが,この過程を翻訳translationという。…

※「RNA依存性DNAポリメラーゼ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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