SREBP

栄養・生化学辞典 「SREBP」の解説

SREBP

 HMG-CoAシンターゼなど,ステロールによって調節される遺伝子調節領域応答配列SRE)に結合するタンパク質.分子量120kの前駆体が核膜近辺でステロールによる調節機構によって切断され,一方の分子量70k前後の断片が核内へ移行し応答配列に結合して転写を制御するとされている.脂肪酸代謝,コレステロール代謝において重要な役割をはたす.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android