20世紀西洋人名事典 「A.ラブリオーラ」の解説
A. ラブリオーラ
Arturo Labriola
1873 - 1959
イタリアの経済学者。
元・ジョリッティ内閣労働相。
ナポリ生まれ。
ナポリの南部革命派の中で育つ。マルクス主義を学んだ後、1895年社会党に入党、最左派を構成。フランスに亡命中のソレルの影響を受けて、1900〜06年革命的サンディカリスム運動を推進。’07年には社会党を離党、反議会主義を捨て、’13年国会議員となる。第一次大戦は参戦派。ファシズムに対抗し、メッシナ大学より追放される。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報