A.J.P.マーティン(その他表記)Archer John Porter Martin

20世紀西洋人名事典 「A.J.P.マーティン」の解説

A.J.P. マーティン
Archer John Porter Martin


1910.3.1 -
英国の化学者。
医学研究所教授,アボッツベリー研究所所長。
ロンドン生まれ。
ケンブリッジ大学ピーターハウスで学び、1936年博士号を取得する。’38年羊毛工業研究協会化学研究員を経て、’46年ブーツ純薬会社研究所生化学部長となり、’48年医学研究所教授を務める。’52年国立医学研究所物理化学部長を歴任し、’59年アボッツベリー研究所所長となる。R.L.M.シングとペーパークロマトグラフィー開発、生化学の大発展に貢献する。この業績により’52年シングと共にノーベル化学賞を受賞する。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android