APV法(読み)えーぴーぶいほう(その他表記)Adjusted present value method

M&A用語集 「APV法」の解説

APV法

事業全体から得られる将来FCF(フリーキャッシュフロー)を現在価値に割引いて事業価値を算出しそれに非事業用資産の価値を加えて事業価値とする方法。APV法では資本構成上有利子負債がまったくないと仮定し資本コストを算出し企業価値を算定する。次に一部借入れた場合の節税効果を算出し両者を合計し非事業用資産の価値を加えて事業価値とする。一般的なDCF法による事業価値をAPV法にる事業価値と一致させるには資本構成とWACCを期毎に設定すればよい。APV法はLBOや破綻企業の価値評価に適することが多い。

出典 M&A OnlineM&A用語集について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む