20世紀西洋人名事典 の解説
B.ジョージ・アンドルー モイニハン
Berkeley George Andrew Moynihan
1865.10.2 - 1936
英国の外科医。
元・王立外科学校学長。
マルタ生まれ。
海軍兵学校卒業後、ゲント大学で学位を取得する。オックスフォード、セント・アンドリュース、ケンブリッジの各大学外科講師を経て、1926〜32年王立外科学校校長を務める。胃、膵臓などの手術を得意とする絶妙で大胆な外科医として知られ、科学的外科の推進を目的としたモイニハン外科クラブを結成し、イギリス、アイルランドの外科学会発足に尽力。また、「British Journal of Surgery」を発刊し、指導したほか、著書に「Adominal Operations」(’05年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報