20世紀西洋人名事典 「C.ファブリ」の解説
C. ファブリ
Charles Fabry
1867.6.11 - 1945.12.11
フランスの物理学者。
元・マルセイユ大学工業物理学教授,元・ソルボンヌ大学教授,元・ソルボンヌ大学光学研究所長。
マルセイユ生まれ。
1892年パリ大学で学位を取得し、1894年マルセイユ大学に勤務。1904年同大学工業物理学教授を経て、’21年ソルボンヌ大学教授を歴任し、同大学初代光学研究所長となる。この間、1869年ペローと最初の干渉計を発明し、1906年以降ポアソンと干渉の技術を追求し、光のドップラー効果を実験的に証明する。天文学者ルイ・ファブリの弟である。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報