20世紀西洋人名事典 「C.d.ボアンヴィル」の解説
C.d. ボアンヴィル
C.de Boinville
1849 - ?
フランスの建築家。
明治5年(1872年)来日し、工部省に勤務する。ウォートルスが着手した東京常盤橋の印刷局(1876年)の工事を引継ぎ、続いて工部大学校校舎及び講堂(1877年)を設計。様式の細部を美術的に扱うことに優れたが、現存する作品は無い。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報