20世紀西洋人名事典 「C.S.シャウプ」の解説
C.S. シャウプ
Carl Sumner Shoup
1902.10.26 -
米国の経済学者,財政学者。
元・コロンビア大学教授,元・財務省調査顧問。
カルフォルニア州サノゼ生まれ。
スタンフォード大学卒,コロンビア大学卒。
スタンフォード、コロンビアの両大学で学び、1931〜38年コロンビア大学助教授となる。以後、’38〜45年準教授を経て、’45年同大学教授に就任、’71年に引退するまで同大学で一貫して教鞭を執り、財政学、経済学、国民所得論所などを講義する。この間、’46年財務省調査顧問、’50〜53年国際財政学会会長を務める。’49〜50年には税制使節団団長として来日、日本税制の基本となったシャウプ勧告と呼ばれる日本税制改革案をまとめたことで知られる。主著は「国民所得分析の原理」(’47年)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報