dπ-pπ結合(読み)ディーパイピーパイケツゴウ

  • dπ-pπ bond

化学辞典 第2版の解説

金属錯体において,配位子pπ軌道と金属のdπ軌道の相互作用によって結合するとき,その金属と配位子間の結合をdπ-pπ結合という.たとえば,低酸化状態錯体における,金属dπ電子による配位子pπ軌道への逆供与など.dπ-pπ結合の考えられる配位子としては,オレフィンのほかにカルボニル,第三級ホスフィン,分子状窒素,ビピリジンなどがあり,これらは低原子価状態の錯体を安定化するのに役立っている.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

ロジ担

《「ロジ」は「ロジスティクス」の略。「後方支援担当」の意》日本の外務省で、国際会議などの舞台裏の庶務担当者をいう。政府首脳の外国訪問の際の宿舎、乗り物の手配なども担当する。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android