20世紀西洋人名事典 「E.タルレ」の解説
E. タルレ
Evgenii Viktorovich Tarle
1875 - 1955.1.5
ソ連の歴史家。
元・モスクワ大学教授,元・レニングラード大学教授。
レニングラード大学教授やモスクワ大学教授を歴任し、フランス近代史や国際政治史などの研究を行い、1930年代学界から退けられていたが、復帰して愛国的色彩の著作を発表する。スターリン賞を3度受賞し、レーニン賞も受賞する。著書に「ピエトロ・ポンポナッツィとその学説」(1899年)、「ナポレオンのロシア侵入」(1937年)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報