すべて 

E1脱離反応(読み)イーワンダツリハンノウ

化学辞典 第2版 「E1脱離反応」の解説

E1脱離反応
イーワンダツリハンノウ
E1 elimination reaction

一分子脱離反応ともいう.カルボカチオン生成律速段階とし,引き続いてプロトンが失われることにより進行する脱離反応をいう.反応速度基質濃度に対して一次となり,SN1型反応共通のカルボカチオンを中間体とするから,SN1型反応とつねに競合して起こる.反応性の高い求核剤が存在する場合は SN1型反応が主となり,強い塩基が存在する場合にはE1脱離が優先する.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

すべて 

1969年から続く英国の文学賞「ブッカー賞」の翻訳書部門で、他言語から英語に翻訳された優れた作品に贈られる。翻訳者の仕事を重視し、賞金5万ポンド(約970万円)は作家と翻訳者で折半される。2005年...

国際ブッカー賞の用語解説を読む