F.ラシッヒ(その他表記)Friedrich Raschig

20世紀西洋人名事典 「F.ラシッヒ」の解説

F. ラシッヒ
Friedrich Raschig


1863.6.8 - 1928.2.4
ドイツの化学者。
ブランデンブルク生まれ。
ベルリン大学ハイデルベルク大学で学び、さらにベルリン大学で研究する。その後、化学工業家となり、1891年ルードウィヒスハーフェンに化学工場を建てる。第一次大戦後、占領フランス軍に投獄される。化学工業に関する発明や無機窒素およびイオウ化合物に関する研究を行い、鉛窒法について提出した理論で有名になる。又、フェノール製法権威で、鉛の窒化物起爆剤として導入する。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android