F.リチャードシャウディン(その他表記)Fritz Richard Schaudinn

20世紀西洋人名事典 の解説

F.リチャード シャウディン
Fritz Richard Schaudinn


1871 - 1906
ドイツの動物学者。
元・ハンブルクの船舶熱帯衛生研究所所長。
東プロイセン生まれ。
1902年「原生生物学論叢」を創刊。’04年ベルリンの国立衛生局原生動物部長、’06年ハンブルクの船舶熱帯衛生研究所所長となる。赤痢アメーバアフリカ睡眠病、マラリア病、コクシジウム症の病原虫の形態増殖、生活史について研究、熱帯赤痢がアメーバで起こることを証明。1905年ホフマンと共に梅毒の病原体スピロヘータ・パリダを発見。微生物学に関してフリッツ・シャウディン賞が設定された。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android