FM音源(読み)エフエムオンゲン

デジタル大辞泉 「FM音源」の意味・読み・例文・類語

エフエム‐おんげん【FM音源】

frequency modulation sound source》合成音源の一。複数正弦波周波数を変調して合成することにより、さまざまな音色を表現する。携帯電話やゲーム機の音源として用いられる。ほかに、楽器の音や声の波形デジタル化したPCM音源がある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のFM音源の言及

【コンピューターミュージック】より

…これは後の単体のシンセサイザーに受け継がれていく。コンピューターによる音響合成は,その後既成の楽器の音を模倣する方向と,新たな電子音を生み出す方向で探求が行われ,前者は商業的なシンセサイザーの音源(たとえばDX7に採用されたFM音源)に影響を与え,後者は前衛的な音楽創作に利用された。1968年頃,マシューズはムーアF.R.Mooreと共に,コンピューター制御でリアルタイムで作動するシステムGROOVEを開発した。…

※「FM音源」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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