20世紀西洋人名事典 「G.バントック」の解説
G. バントック
Granville Bantock
1868.8.7 - 1946.10.16.(10.11.説あり)
英国の作曲家。
元・バーミンガム・ミッドランド音楽学校校長,元・バーミンガム大学教授。
ロンドン生まれ。
在学中1幕オペラ「キャドマー」(1892年)を発表し好評を得た。後、指揮者としても活動。1894〜1895年世界巡演。1900年バーミンガム・ミッドランド音楽学校校長を経て’08年バーミンガム大音楽教授に就任し’34年まで在籍。作品は多岐にわたり、特に民謡に深い関心をもち、東洋的な素材を作品に多く取り入れた。主な作品にオペラ「イランの真珠」(1894年)、合唱付き管弦楽曲「オマル・ハイヤーム」(1906年)、管弦楽曲「ヘブリディーズ交響曲」(’15年)等。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報