20世紀西洋人名事典 「G.L.チアミチアン」の解説
G.L. チアミチアン
Giacomo Luigi Ciamician
1857.8.27 - 1922.1.2
イタリアの化学者。
元・ボローニャ大学教授。
トリエステ生まれ。
アルメニア系イタリア人で、ウィーン、ギーセン大学で学ぶ。パドヴァ大学教授を経て、1889年ボローニャ大学教授に就任し、アルコール、カルボニル化合物の光化学的可逆的酸化還元反応を発見したほか、多数の光化学的合成、植物化学研究を行った。また、光化学建設者の一人としての彼の業績の重要性を認めたエミル・フィッシャーによってノーベル賞候補に度々推薦された。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報