20世紀西洋人名事典 「H.ボーア」の解説
H. ボーア
Harald Bohr
1887 - 1951
デンマークの数学者。
元・コペンハーゲン大学教授。
コペンハーゲン生まれ。
原子物理学者のN.ボーアの弟である。コペンハーゲン大学でツォイテンの指導を受け、C.ジョルダンの「解析教程」やL.ディリクレの「整数論講義」等を勉強した。1910年学位論文「ディリクレ級数のチェザロ総和法」により博士号を取得し、コペンハーゲン大学の教員となり、’30年同大学に新設された数学教室の主任教授となる。「概数機関数」を発見したことで知られる。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報