J.スーステル(その他表記)Jacques Soustelle

20世紀西洋人名事典 「J.スーステル」の解説

J. スーステル
Jacques Soustelle


1912.2.3 - 1990.8.7
フランス政治家,人類学者。
元・アルジェリア総督。
高等師範学校で学び、パリ人類博物館の副館長を経て、大戦中にはドゴール自由フランス運動に参加。戦後は情報相、植民地相を歴任したほか、’47〜51年ドゴール派のフランス国民連合書記長、’46〜56年下院議員を務めた。また、’55〜56年にはアルジェリア総督を務め、’58年のドゴールの政界復帰に貢献し、情報相、国務相を歴任したが、ドゴールのアルジェリア政策に反対したため解任され、’61〜68年まで国外亡命を余儀なくされる。その後恩赦で帰国し、’73〜78年再び下院議員を務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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