20世紀西洋人名事典 「J.デュブワード」の解説
J. デュブワード
Johanne Dybwad
1867 - 1950
ノルウェーの女優。
オスロ生まれ。
ベルゲンに里子に出され、素人芝居に出ていたが、ベルゲン国民舞台監督に見いだされて、1889年デビューした。卓越した感覚と努力でノルウェー演劇最高の女優といわれ、イプセン作品のほとんどのヒロインを演じた。また、ギリシア劇、シェイクスピア劇なども好んだ。最後の舞台は「ペール・ギュント」でこの時80才であった。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報