L-ロイシン(読み)ロイシン

化学辞典 第2版 「L-ロイシン」の解説

L-ロイシン
ロイシン
L-leucine

(S)-2-amino-4-methylpentanoic acid.C6H13NO2(131.17).略号LeuまたはL.必須α-アミノ酸の一つ.タンパク質構成アミノ酸として,また遊離の状態で広く自然界に分布している.グルテン,カゼイン,ケラチンなどの加水分解物から等電点沈殿法,イオン交換法によりイソロイシンとの混合物を得,2-ブロモトルエン-5-スルホン酸塩かナフタレン-2-スルホン酸塩として分離する.発酵法でもつくられる.光輝のある六方晶系.分解点293~295 ℃(封管中),昇華点145~148 ℃.-10.8°(水).pK1 2.35,pK2 9.57(25 ℃).pI5.98.1日当たりの必要量は成人14 mg/kg,幼児161 mg/kg.DL-ロイシンはイソカプロン酸の臭素化,アミノ化やイソバレルアルデヒドのストレッカー反応で合成される.融点293~295 ℃.[CAS 61-90-5]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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