光輝(読み)コウキ

デジタル大辞泉 「光輝」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「光輝」の意味・読み・例文・類語

こう‐きクヮウ‥【光輝】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( ━する ) ひかりかがやくこと。また、光。かがやき。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「金玉の指環光輝(クヮウキ)を放ち」(出典花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉附録一二)
  3. 名誉。ほまれ。
    1. [初出の実例]「誠是朝之管轄、抑亦国之光暉(ク)也」(出典:詩序集(1133頃)月下客衣冷詩序〈藤原永範〉)
    2. 「楠正成が忠臣の光輝を万載に放つ所以は」(出典:政党評判記(1890)〈利光鶴松〉一)
    3. [その他の文献]〔春秋左伝注‐襄公二〇年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「光輝」の読み・字形・画数・意味

【光輝】こう(くわう)き

かがやき。〔孟子、尽心下〕充實するを之れ美と謂ひ、充實して光輝るを之れ大と謂ひ、大にして之れをするを之れと謂ふ。

字通「光」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android