Lempel-Ziv符号(読み)れんぺるじふふごう

ASCII.jpデジタル用語辞典 の解説

Lempel-Ziv符号

データに含まれるパターンコード化して、データを圧縮する方法。パターンを見つけ出す方法は、スライド辞書法と動的辞書法の2種類がある。スライド辞書法では、特定バッファーにデータを読み込みながら、繰り返しパターン(文字列)を見つけ出す。そのパターンを相対位置と文字数でコード化し、圧縮していく。動的辞書法では、データを先頭から走査し、初出の文字列を辞書に登録していく。登録した文字列が見つかったら、それを辞書に参照させることにする。この作業の繰り返しにより、参照を増やして圧縮を行う。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android