M.ベネディクト(その他表記)Manson Benedict

20世紀西洋人名事典 「M.ベネディクト」の解説

M. ベネディクト
Manson Benedict


1907.10.9 -
米国の技術家。
マサチューセッツ工科大学教授。
リンデン湖生まれ。
コーネル大学化学科卒業後、1935年MITで学位を取得し、ハーバード大学で高圧熱力学の実験的研究に携わる。ケロッグ、ケシックス会社に勤務後、’51年MIT核技術学教授に就任し、アイゼンハワー大統領に重く用いられる。この間’41年天然ガスから各成分を取り出すこと成功した実績を認められ、政府よりウラニウム235を天然ウラニウムから分離する作業を委託され、’45年には六フッ素ウラニウムから原子爆弾原料を作った。著書に「Nuclear Chemical Engineering」(’57年、共著)。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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