20世紀西洋人名事典 「M.ヤホダ」の解説
M. ヤホダ
Marie Jahoda
1907 -
社会心理学者。
元・ニューヨーク大学教授,元・サセックス大学教授。
オーストリア出身。
1932年ウィーン大学で学位を取得。’32〜36年ウィーン社会経済研究所、’37〜48年アメリカユダヤ人委員会研究員、’48〜49年コロンビア大学を経て、’49年ニューヨーク大学社会心理学教授就任。その後渡英しタビストック人間関係研究所らを経て、’64年サセックス大学社会心理学教授就任。ウィーン時代は労働心理学的な研究、米国では人種関係、人種的偏見、精神衛生などについて研究、英国では社会心理学的研究に指導的な役割を果たし、又ブルンネル大学などの新しい大学の創設に尽力。’73年引退。著書「The education of technologists」(’63年)、「Freud and the dilemmas of peychology」(’77年)等。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報