MetaFrame

ASCII.jpデジタル用語辞典 「MetaFrame」の解説

MetaFrame

米シトリックス(Citrix)社が開発した、シンクライアント/サーバー集中管理型コンピューティングを実現する技術や製品群の名称。端末側にアプリケーションをそれぞれインストール/実行するのではなく、端末側ではターミナルアプリケーションのみ実行して、個々のアプリケーション(サービス)はサーバー側で集中管理・実行し、その結果だけをターミナルに表示するというもの。これにより、端末側の必要リソースを軽減できる、幅広いOSを利用できる(Windows 3.1以降のWindows、MS-DOS、Mac OS、JavaLinuxなど)、必要に応じてサーバー側のリソースをスケーラブルに変更できる(演算処理の多寡に合わせて割り当てるリソースを動的に変更する負荷分散にも対応)、などのメリットがある。なお、同社では2005年5月にMetaFrameを実現する製品群の名称を『MetaFrame Access Suite』から『Citrix Access Suite』に変更している。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android