ODF(読み)オーディーエフ(その他表記)ODF

デジタル大辞泉 「ODF」の意味・読み・例文・類語

オー‐ディー‐エフ【ODF】[OpenDocument Format]

OpenDocument Format》国際標準化団体OASISにより策定されたファイル形式の一。XMLベースとし、オフィスソフト種類コンピューター機種の違いによらず、文書・表・グラフなどのデータを共通して扱えるよう標準化されている。ODTODSなどがある。

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関連語 オフィス

ASCII.jpデジタル用語辞典 「ODF」の解説

ODF

オフィススイートのファイル形式。OpenOffice.orgのファイル形式をもとに、構造化情報標準促進協会(OASIS)、国際標準化機構(ISO)、国際電気標準会議(IEC)によって、ISO/IEC 26300 として標準化された。XMLをベースにしたファイル形式で、ODFファイルは複数のXMLファイルをZIP形式で圧縮している。ファイルの拡張子は、ワープロ「.odt」、表計算「.ods」、プレゼンテーション「.odp」、データベース「.odb」、図形「.odg」、数式「.odf」となっている。マイクロソフト社も、Microsoft Office 2007のXMLベースのファイル形式を「Office Open XML」(OOXML)として公開し、ISO/IEC 29500として標準化されている。

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