Peer-to-Peerネットワーク

ASCII.jpデジタル用語辞典 の解説

Peer-to-Peerネットワーク

集中的に処理を行なうサーバーを設置するのではなく、各ネットワーククライアントが持つ資源(ディスクプリンターなど)をお互いに共有するようにしたネットワークの形態クライアントサーバー方式のネットワークに比較すると、専用のサーバーを用意する必要がなく、ネットワーク設定や管理なども容易である。このため、特に小規模なネットワークで、ネットワークに対する負荷もそれほど大きくない場合に適している。しかし設定や管理が簡単な反面、セキュリティー面には弱く、ネットワーク管理も集中して行なえないため(各クライアントがそれぞれ管理情報を持つ)、大規模なネットワークには向かない。このためネットワークがある程度以上大規模化したら、サーバー用のマシンを用意して、クライアントサーバー方式に切り替えるのが一般的。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

今日のキーワード

スキマバイト

働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...

スキマバイトの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android